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2016年3月21日 (月)

コペルニクスとヴェサリウス

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 「人体の構造」の著者ヴェサリウス

  1543年といえば、ポルトガル人が種子島に漂着し鉄砲を伝えた年である。この年は西洋でも近代の科学技術の出発点とでも言うべき年であった。つまり人類が天体と人体の構造をつきとめた年なのだ。天文学者ニコラウス・コペルニクス(1473-1543)が「天球の回転について」6巻をニュルンベルクで3月21日に刊行した。いわゆる地動説を提唱したのだ。本書が彼のもとに届けられたとき、彼は臨終の床にあり、5月24日に没した。次に解剖学者アンドレアス・ヴェサリウス(1514-1564)が「人体の構造について」(ファブリカ)も刊行されている。彼は、ガレノスの伝統と13世紀から14世紀以来の人体解剖の復活を基礎にしながらも、これに盲従せず、自身の執刀と観察眼によって新しい解剖学を体系的にまとめたのである。ヴェサリウスは1564年10月15日に死去している。

   さらに、数学者ニッコロ・タルターリアが、ユークリッドの「ストイケイア」の初の近代語訳であるイタリア語版を刊行している。またこの年、13世紀のギョームのラテン語訳「アリストテレス全集」を出版している。コペルニクス、ヴェサリウス、タルターリアはグーテンベルグの活版印刷術の発明のおかげて多量の出版が可能になったといえる。(Nicolaus Copernicus,Andreas Vesalius)

 

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