助兵衛(すけべえ)
好色なことや好色な人を意味する。語源については、幸田露伴「当流人名辞書」(明治33年)に、「助兵衛、多情の人、または貪婬の人をさして云ふ。すきといふ詞に基ける称にや。江戸語。東京語」とある。もともとは好色の「すき」に「兵衛」をつけた擬人名さとれる。大槻文彦の「大言海」(昭和8年)にも「好ヲ、擬人シタル語」とある。
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