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2016年3月14日 (月)

昭和金融恐慌と片岡直温

250pxbank_run_during_the_showa_fina    昭和2年3月14日の衆議院予算委員会で、片岡直温(1859-1923)大蔵大臣が「渡辺銀行が本日、休業のやむなきに至りました」と発言した。若槻礼次郎内閣は、この年の1月、日本銀行がかえている震災手形を政府が肩代わりするという震災手形処理法案を持ち出したが、田中義一のひきいる野党政友会は反対していた。この発言がきっかけとなり、市民は各銀行に預金をひきおろしに殺到したため、金融恐慌となった。

 

 

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コメント

昭和二年の金融恐慌はデフレ不況である。
これを見事解決したのは大蔵大臣の高橋是清だ。

世界で始めてのデフレ不況を乗り越えた。これに習って安倍晋三内閣はアベノミクス経済政策を推進しているが、はたして成功するかどうか・・・世界の注目するところですね。

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