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2016年3月23日 (水)

日本の教育界がセーラー服を採用した本当の理由

Photo_2   公開中の橋本環奈主演の「セーラー服と機関銃 卒業」が予想を上回る高い評価を受けているらしい。やはり美少女+セーラー服は男子に根強い人気がある。だが現実社会ではブレザーの採用校のほうが多く、セーラー服は毎年減少を続け、その数10%程度にとどまっている。日本以外の国でセーラー服を着た女学生は少ないが、タイや中国で採用したところ、人気で志望者が大幅に増えたともいわれる。

   セーラー服の起源は19世紀はじめイギリスの水夫・水兵が着ていた服である。胸元のスカーフは、水兵が手拭い代わりに使っていたタオルの名残りと言われる。水兵服からヒントを受けてデザインされたセーラー服は、日本では大正9年に平安女学院がセーラー服を採用したのが最初で、以後、お茶の水高師附属高女や雙葉高女が通学服として採用し、全国に普及した。なぜ日本の教育界がセーラー服を採用したかについては諸説ある。①男子の学生服が立襟で陸軍式の5つボタンのチュニックを採用したため、それならばと女子には海軍の軍服にした。②セーラー服の胸が大きく開いた逆三角形になっており、海に落ちた時にすぐに服を破り、泳ぎやすくするため。③制服決定権は教育関係者にあり、男社会の時代、セーラー服のファッションが男に好まれたといういわば先生のエロスから。これらの理由を具に検討するに、①のいくら軍国主義の時代とはいえ、陸軍に対抗して海軍、というのは根拠としては首肯しがたいものがある。②の根拠はよく言われるが、女学校で海に溺れるというケースはまれではないだろうか。③の理由は男としてよくわかる。だが、胸襟が大きく開いている理由は、単にエロスというだけではなく、乳房の発育と関係するのではないだろうか。女子の乳房の膨らみは10歳くらいで初潮を迎えたときから女性ホルモンが分泌されて、それから約10年間、20歳ぐらいになるまで成長する。つまりセーラー服の着用時が最も乳房の発育期にあたり、3年間、同じサイズの服を着続けるとバストの部分が窮屈となる。そのため襟がV字で大きく開いたセーラー服が適当と実用面で判断したのではないだろうか。

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