パルメ暗殺事件の真相
1986年2月28日、ストックホルムでスウェーデンのオロフ・パルメ首相(1927-1986)が狙撃され、絶命した。犯人は黒いオーバーの男という証言のみで迷宮入りかと思われた。しかし数年後、麻薬の売人だったクリステル・ペターションが逮捕されたが、裁判にかけられる直前、刑務所内で謎の死をとげた。本当にペターションは実行犯だったのか。パルメは反核・平和運動の世界的指導者だけにヨーロッパ中で反対勢力があり、背後には国際的陰謀がある。旧ソ連のKGBが絡むのか。あるいはクロアチアの独立を阻むユーゴスラビアの秘密警察の犯行との見方もある。パルメ暗殺事件は杳として謎に包まれている。
クリステル・ペターション
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