呪われた映画
薬師丸ひろ子「探偵物語」(1983年)を観る。松田龍平が「あまちゃん」で薬師丸と共演しているのも不思議な縁である。この映画には殺害現場がラブホテルなので何度かラブホテルがでてくる。一度目は探偵の辻山(松田優作)と。直美(薬師丸ひろ子)は二度目は見知らぬ中年男とホテルへ行く。そして浴室の天井が隣の部屋の浴室と繋がっているという密室殺人のトリックを発見する。このとき直美をホテルに誘う俳優が誰かわからなかった。調べると「加藤善博」という。2007年に首吊り自殺している。ほかにも松田優作、岸田今日子、藤田進、荒井注、蟹江敬三、ストロング金剛などこの映画の出演者は故人となった役者が多い。また当時人気スターだった北詰友樹、坂上味和など引退しており、あまり験のいい映画ではない。運はすべて薬師丸ひろ子1人にもっていかれた感がある。洋画だと「理由なき反抗」。映画公開前にジェームズ・ディーンは自動車事故死。その後、共演のナタリー・ウッドは溺死、サル・ミネオは刺殺された。偶然とは思えないような呪われた映画があるものだ。
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