戦後神戸の流行「おじゃみ」
昭和30年代、神戸の子供たちは小学校の授業の休み時間に、男の子は小石を布で包んだ「お手玉」を足でけって落とさず何回連続できるかをきそっていた。サッカーのリフティングと同じで、それを「じゃみげり」とよんでいた。いろいろ調べると、中国の「ティチェンツー(踢・毛+建・子)」がルーツで、穴の空いた硬貨に鳥の羽根をさし、硬貨の部分を布か革で包んだ羽根(チェンツー)をけって遊ぶものである。神戸には南京街があって中国の習俗が広まりやすいからだろう。
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