生きていたシーラカンス
シーラカンスは今から3億8000万年も前の古生代デボン紀に栄え、恐竜とともに絶滅した古代魚と思われていた。ところが1938年、アフリカのコモロ諸島の近くで、生きた個体が発見された。研究の結果、3億年前からからだの基本的なつくりかたがほとんど変化していない原始的な魚で、まさに生きた化石といえることがわかった。その後1991年には、26匹の胎児をもっためすがモザンピーク沖で捕えられ、1997~8年には、インドネシアのスラウェシ島沖でも似た魚が発見された。これはコモロ諸島のものとは別種で、インドネシア・シーラカンスとも呼ばれている。 coelacanth
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