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2016年2月14日 (日)

火山地形による分類

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  火山は、そのおのおのが独立して存在し、しかもそれぞれ特徴のある地形を呈する。その地形をもとに火山は、いくつかに分類される。実際の火山では、活動は複雑であるのでその基本型だけのものは少なく、組合せた複合型になっている。オーストリアの火山学者カール・シュナイダーは、1911年火山地形を山容から7つに分類することを提唱した。

 

コニーデ(成層火山、円錐火山)   富士山、鳥海山

 

トロイデ(鐘状火山)   焼岳

 

マール           一ノ目潟

 

アスピーテ(楯状火山) マウナロア(ハワイ)

 

カルデラ                      阿蘇山

 

ホマーテ(臼状火山)  ダイヤモンドヘッド(ハワイ)

 

   このほか、ベロニーテ(塔状火山、昭和新山)など。日本では学校教育などにより広く一般に普及しているが、ともすると外見上の形態のみに終始して、火山の本質的なものに深く触れない傾向があった。これらの形態はマールを除き、世界的には地形学者でも知らないそうだ。コニーデ等の火山の名称は現在では使われていない。

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コメント

私は北海道の苫小牧市在住ですが、近くには支笏湖に樽前山という火山がありますが、支笏湖はカルデラ湖ですね。風不死岳、恵庭岳があります。

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