日本の砂浜海岸
日本の海岸風景と言えば、白砂青松に代表されるような砂浜があげられる。とくに貫一とお宮の別れの場として知られた熱海を思い浮かべる方も多いかと思います。ところが有名な熱海は、山腹に立地した岩石海岸であり、自然的に形成された海岸ではなくいわば人工ビーチのようである。明治になって熱海が保養地として注目され、温泉地の中心街に造られた人工の砂浜である。
島国日本は世界有数の海岸国といえる。日本の海岸線の長さは、総延長29751㎞で世界第6位に位置している。これはアメリカ、中国、イギリスよりも長い距離である。代表的な砂浜海岸は新潟海岸、九十九里浜、江ノ島海岸、象潟海岸、由良海岸、三保ノ松原、遠州灘、犬吠埼・君ヶ浜海岸、湘南海岸、葉山海岸、秋谷海岸、七里ヶ浜海岸、白良浜海岸、浜寺公園、慶野松原、竹野浜海岸、須磨海岸、鳥取砂丘、桂浜公園、吹上浜、イーフビーチ、佐和田の浜など。
« タンデム型人工リーフ | トップページ | 韓信の背水の陣 »
「地理」カテゴリの記事
- 黄河の源流と河口(2019.02.16)
- 首都の話(2019.02.10)
- 知ってる?県名の由来「佐賀」(2019.02.06)
- インド(2019.02.05)
- 地理をなめてはいけない(2019.02.04)
コメント