世界各国の通貨・お金の単位
あるクイズ番組で漫画家やくみつるが優勝したが、彼の広範な知識の一片として世界各国の通貨単位をよく知っていることがあげられる。たとえばバーツ(タイ)とかリンギ(マレーシア)とかは、銀行員はじめ国際金融業務を行う人にとっては常識的な知識かもしれないが、ふつう世界中の通貨を記憶することはなかなかできないことである。フラン・マルク・リラ・ペセタなど1999年、EU内の単一通貨となって、ユーロが誕生してそれぞれの通貨は廃止された。しかしフランという単位はいまでもスイス、リヒテンシュタインやコンゴ、ギニア、ジブチ、ルワンダなどの旧フランス領だったアフリカの国では通貨単位として使用されている。もともとフランは1360年に3.87gの金貨として鋳造されたものであるが、フランの名称の由来ははっきりわからない。伝承によると、馬に乗った勇士が剣を振りがさした図柄とフランク大王という文字が金貨に刻まりており、いつしかフランと呼ばれるようになったといわれている。
また現在ユーロ加盟国数は27ヵ国だが、そのうち16ヵ国が統一通貨ユーロを導入している。イギリスなどのようにEUに加盟しているが、単一通貨ユーロには加わらず、独自の通貨スターリング・ポンドを使用している国もある。
スイス(スイスフラン)
スウェーデン(クローナ)
デンマーク(デンマーク・クローネ)
ノルウェー(クローネ)
ハンガリー(フォリント)
ポーランド(ズヴォティ)
ジャマイカ・ドル 100J$(コロンブスは1494年にジャマイカに来航した)
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