ホセ・パディーヤ
スペインに生まれ、パリで活躍した作曲家ホセ・パディーヤ(1889-1960)。詳しい史料は手元にないが、有名な曲が3曲ある。「バレンシア」は1925年に作曲し、パリのレビューの主題歌だそうだが、日本では浅草の二村定一が歌い、1928年レコードに吹き込み大いに流行した。チャップリンの映画「街の灯」(1931)の中でパディーヤ作曲「ラ・ヴィオレテラ」(すみれの花売り娘)が使われスタンダードな名曲となっている。「エル・レリカリオ」はフラメンコの名曲として今でもしばしば演奏されている。ホセ・パディーヤは Jose Padilla Sanchezといい、日本での表記はホセ・パディーリャ・サンチェスなどさまざまである。
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