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2015年12月16日 (水)

なぜ律義者は子沢山なのか?

225pxchulalongkorn_loc   いろはがるたに「律義者の子沢山」とある。生真面目な人は、遊蕩にふけることもないので、自然子供が多くうまれる、という意味らしい。武家政治の開祖である源頼朝の祖父為義は、神に66人の男子を望んだという。わが子を1人ずつ日本六十六州に置くことができるからである。

  日本で一番子どもを多く作った男性は、一般には徳川幕府第11代将軍の家斉といわれるが、仔細に歴史を紐解くと、岡山藩主池田綱政(1638-1714)で70人以上の子供がいたといわれる。次いで徳川家斉・常陸山が55人。徳川家康が37人。徳川家慶が29人。蓮如が27人、徳川慶喜が24人。岩谷松平が21人。玄宗皇帝が59人。シャム国王ラーマ5世(左画像、チュラーロンコーン、1853-1910)は議会制度や教育制度などタイの近代化をすすめた名君として知られるが、側室の数は160人以上で、77人の子供がいた。映画「王様と私」でユル・ブリンナーが演じた王様である。

世界一の子沢山はモロッコ王国最後の王様、ムーレイ・イスマイルでその数は888人といわれる。(数字は象徴的なもので525人の息子と342人の娘がいたともいわれる。)最近の人では、杉良太郎が44人、チャップリンが15人、橋下徹7人、堀ちえみ7人、ブラッド・ピット6人、タケカワユキヒデ6人、石橋正次6人、高橋和也6人、つるの剛士4人もうすぐ5人になる予定。

 

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 ムーレイ・イスマイル

 

Moulay Ismil,Chulalongkorn

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