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2015年11月30日 (月)

ニコチンの「チン」とはいったい何か?

   タバコはいつの間にか悪の代名詞になったが、16世紀、宮廷では薬として用いられていた。1559年リスボンでフランスの駐ポルトガル大使ジャン・ニコが、フロリダから伝わったタバコの種子と粉末状の葉を入手し、母国の皇太后カトリーヌ・ド・メディシスに献呈した。タバコを贈られた皇太后が、それを頭痛薬として用いたことによりフランスの宮廷で嗅ぎタバコが流行した。タバコに含まれる「ニコチン(nicotine)」という成分は、このジャン・ニコという人の名前からきている。しかし、「ニコ」はわかったが「チン」とは何か?当時フランスではタバコ種の草は、「ニコチアナ」と名付けられた。300年後、化学的な成分研究が進み、「ニコチアニン」が検出された。「チン(thin)」は、赤チン、オルニチンやコンドロイチン、アスタキサンチンのように化学物質の成分名の語尾に付けられることが多いが、その意味は私にはよくわからない。

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