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2015年11月 1日 (日)

褄(つま)を取る

C宵に褄とる女にも

きっといつかは幸福が

来ると今日まで信じて生きた

     (金田たつえ「花街の母」)

    失われつつある着物文化。恥ずかしい話であるが、歌詞の「褄とる」の部分が自分にはよく理解できない。「褄(つま)」とは長着の裾の左右両端の部分。つまり芸者が左褄をとって歩く姿である。転じて「左褄」とは芸者の異称のこと。つまり「褄とる女」とは花街に生きる女のことなのである。

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