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2015年11月19日 (木)

四字は漢語の基本

   「は」で始まる四字熟語は?ネプリーグの問題で、福沢朗は「八面六臂」、宮崎美子は「波瀾万丈」と回答。ほかに「博学多才」「白沙青松」「博覧強記」「馬耳東風」「八方美人」「罵詈雑言」「盤根錯節」「半信半疑」「繁文縟礼」「八紘一宇」「破顔一笑」「悖徳没倫」「破戒無慙」など。漢字力はむかしに比べて低下しているものの、四字熟語は日常会話やマスコミなどに好まれるようである。四字熟語は原典を中国にあるものと、「一期一会」のように日本において作られたものがある。また日本人名は基本として姓2字、名2字、計4字が多い。漢字のおさまりが良いのだろうか。

 中国音韻学に詳しい頼惟勤によると、中国で口調を形造る一番の骨組み、その中心となるのは、漢文が四字を基調としていることだという。韻文を例として、

孔子孔子。大哉孔子。孔子以前。既無孔子。孔子以後、更無孔子。孔子孔子。大哉孔子。

   これは宋の米芾が作った孔子の賛で、孔子の廟にしばしば書いてあるもの。「孔子、孔子、大いなるかな孔子。孔子以前にすでに孔子なく、孔子以後に更に孔子なし。孔子、孔子、大いなるかな孔子」。日本でいうと「松島や ああ松島や 松島や」というのに当たるようなもので(笑)どうにも言いようがないから同じことを繰り返し言っている。そんなに文学的に優れた詩というものではないのだろうが、その気持ちはよく伝わる。頼先生は文章の見本として挙げるているのだが、全部四字である。各句四字は、みな四音節の長さになる。つまり中国語の文語文の基本は四字ということである。

 

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