消えた観光ペナント

   名所や風物を描いた三角形の旗で、昭和の土産物の代表だったペナント。現在はほとんど販売されていないという。観光ペナントが販売されるようになったのは1950年代後半だといわれる。当時、各大学に設置された山岳部が登頂の証しとして山頂にペナントを立てた。それを目にした山小屋の関係者が登山の記念品としてペナントを作り、お土産として全国に広まっていった。

   怪我やすり傷に塗る「赤チン」。最近はほとんど見かけない。現在、日本では水銀中毒を顧慮して製造中止になっている。しかし海外では製造されており、日本に輸入・販売されている。