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2015年10月17日 (土)

古本屋からよみがえる

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    大槻玄沢に托された「蘭学事始」の原本と若干の写本は、1855年の大地震のとき焼失したと思われていた。ところが幕末のある日、幕府開成所頭取の神田孝平が湯島聖堂の露店で古ぼけた同書を偶然みつけた。幻の書物と思っていた福沢諭吉も神田から見せられて驚喜する。もしも幕末動乱の中でこれを失えば「後世子孫我洋学の歴史を知るに由なく、且は先人の千辛万苦して我々後進の為めせられたる其偉業鴻恩を空ふするものなり」と考え、1869年正月、木版印刷をして自費出版をしたのである。玄白の蘭学への期待は諭吉によってひきつがれた。

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