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2015年8月 4日 (火)

西洋文芸索引(インデックス)

Abai_kunanbaev   古代から現代における西洋の著名な作家をABC原綴順に並べると、トップに来るのは、アバイ・クナンバエフ Abai Kunanbaev (1845-1904)である。19世紀ロシアの民族詩人。カザフ国民文学の祖として切手の肖像にもなっている。封建制の搾取体制を批判し、ロシアの進歩的民主主義者と結びつくことを説いた。プーシキン、ネクラーソフ、ベリンスキー、チェルヌイシェフスキー等の影響をうけ、哲学的評論集「ガクリア」(1890-1898)に歴史、哲学、文学、労働などの問題を提起して、カザフ文学の発展に大きな影響をあたえた。アウエーゾフは彼の生涯を「アバイ」(1947)「アバイの道」(1956)の二部作で描いた。日本語出版では松永修蔵「アバイクナバエフ選詩集」(1983)がある。

 邦題書名では「ああ無情(レ・ミゼラブル)」(ヴィクトール・ユゴー)、「愛の妖精」(ジョルジュ・サンド)、「アイバンホー」(ウォルター・スコット)など。
(Abay Qunanbayuli,Abai Qunanbaivli)

Abai20kunanbaev20wikipedia_500

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世界文学」カテゴリの記事

コメント

「レ・ミゼラブル」は評判ですね。子供のときに要約本しか読んでませんが、どん底から金持ちになって娘を守って活きる男という役柄は、男として共感できるし、女性読者もジャンバル・ジャンに守られて貧しい生活から脱出する女の子に共感を覚えるということでしょう。
傑作ですね。

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