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2015年8月 7日 (金)

アメンホテプ3世の古代遺跡の地ベンハー

   カイロ北40kmの位置にベンハー(Benhur)という小都市がある。日本人になら誰でも「ベンハー」と聞くと、ルー・ウォーレス(1827-1905)のキリスト時代のユダヤの貴公子ベン・ハーの波乱万丈の復讐物語を思いうかべるだろう。だがこの町の名前は無関係。町にはアトリプテルの遺跡があり、古くはフゥト・ヘリイグ、アトリビスといった。古文献にはアメンホテプ3世(アマルナに新都を遷したアメンホテプ4世の父)時代の重要な神殿があったとされているが、現在までまだ発掘されていない。アメリカ人のルー・ウォーレスがこの古代遺跡のある小さな町の名前をヒントにして「ベン・ハー」のネーミングを考案したかどうかは確証はない。ただ19世紀の欧米人にとって、エジプトは関心の深い土地であり、ベンハーという地名は親しいものだったようである。

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