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長洲県魚鱗冊康煕十五年丈量 清写 一冊(国立国会図書館所蔵)
魚鱗図冊とは、中国宋代以降、とくに明代から租税を賦課するために作成された土地台帳のこと。一筆ごとに土地が細分されている形が、ちょうど魚鱗のようであったので、この名称が生れた。魚鱗図冊の体裁は、全体説明(図1)、本都の総字圩形図(図2)、壁字、府字等幾つかあるうちの経字圩形図(図3)である。一筆ごとに所在地、地目、面積、形状、境界、税率、所有者名および佃戸の氏名などを記入してある。主として江南・浙江地方で作成された。(参考:仁井田陞「支那の土地台帳 魚鱗図冊の史的研究」東方学報(東京)6, 1936)
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