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2015年8月17日 (月)

図書館、文庫、コミュニティ図書室など多様化する読書施設

Pic_library01   英語でライブラリーは、ラテン語liber(書物)を語源とする。日本ではライブラリー=図書館と意味するが、英語では数百冊程度のまとまった蔵書でもライブラリーという。日本語で「図書館」はかなりの蔵書数のある本の集積所を指すが、「家庭文庫」「地域文庫」という読書施設があり、5000冊以下の小規模なものはおおむね「文庫」と呼んでいるようである。現在みられる文庫は1950年代に現れ(一部篤志家による文庫が戦前にもあった)、1960年代の末頃から広まり、1970年代末から文庫の数は増えて、1980年の全国調査では、4555文庫となった。その後、減少し、正確な数は不明であるが約3000館はあるらしい。家庭文庫が個人が自宅を開放、地域文庫はグループが地域の施設を利用している。このほか地域の読書施設としては、公民館図書室、隣保館図書室、コミュニティ図書室、学校図書館を地域文庫として開放したもの、幼稚園・保育園・病院などの図書室もある。商業的な有料のブックカフェなども増えている。

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