無料ブログはココログ

« 中国史 15 | トップページ | 柔能く剛を制す »

2015年8月 5日 (水)

紀元1世紀におけるユダヤ熱心党の反抗

   ユダヤ王国はヘロデ大王の死後徐々に独立を失い、44年には全領域がローマ総督の直轄下に置かれた。これと前後して祖国の独立を求めるゼロット運動(狂信的ユダヤ民族主義者の結社運動。ゼロ―テスはギリシャ語で神に対して熱心な者の意)が活発化して、総督の支配に対する反抗となる。ネロ皇帝の治世下で遂に反乱となり、

   一事はユダヤ全域を掌握したが、ウェスパシアヌスと戦って敗れる。フラウィウス・ヨセフォス(37-100)はウェスパシアヌスが皇帝になると、その息子ティトゥスの幕僚として70年のエルサレム攻略に参加した。後にこの顛末を記したのが「ユダヤ戦記」である。Zealots Movement

Josephuspleading

« 中国史 15 | トップページ | 柔能く剛を制す »

世界史」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 中国史 15 | トップページ | 柔能く剛を制す »

最近のトラックバック

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30