川西市のナイチンゲール像
1910年のこの日、イギリスの女性看護師フローレンス・ナイティンゲールが90歳で永眠した。兵庫県川西市には全国にあまり知られていないものがある。旧栄根寺北隣りにあるナイチンゲール像(川西市寺畑)もその一つであろう。クリミア戦争に際して多くの看護婦を率いて傷病兵の看護に当り、「クリミアの天使」と呼ばれたナイチンゲールの像がある。なぜ川西市にあるのだろうか。この像は、岡山市所在の宗教法人「福田海」創設者である中山通幽師が日赤病院で療養中、献身的な看護婦に心をうたれ、その感激を後世に残すことを発願して、昭和11年8月13日この地を選んで建立したという。ロンドンにあるナイチンゲール像を原型に造られた世界に2基しかないという珍しい銅像である。3段に造られ高さ85cmの基礎のうえに129cmの台座、像は175cmある。Nightingale,8月13日
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