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2015年8月 8日 (土)

セルビア

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   セルビアの映画「インモラル・ガール」(2015)がカンヌ映画祭で話題となった。主演の女優ヨヴァーナ・ストイーリコヴィッチがヨーロッパでは人気だ。2014年ボスニア・ヘルツェゴビナでカヴリロ・プリンツィプ(1894-1918)の銅像が建設された。当時19歳だったプリンツィプは、1914年、オーストリア・ハンガリー帝国の皇位継承者だったフェルディナント大公夫妻を暗殺した。除幕式では、拍手が巻き起こり、銅像を一目見ようと大勢の群集が沸き立った。ボスニア・ヘルツェゴビナ国内には、彼を英雄とみなす意見、テロリストとみなす意見が存在する。伊藤博文を暗殺した安重根も日本ではテロリスト、韓国では英雄、独立運動家とされる。しかしプリンツィプの場合は安重根のように簡単ではない。サラエボ事件が引き金となって、第一次世界大戦が起こり約3700万人の犠牲者が出たからである。日本の高校教科書が彼の名前をふせて「セルビアの一青年に暗殺された」という記述がよいものなのか疑問におもう。Jovana Stojiljkovic

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