« ヒスイの里と相馬御風 | トップページ | 古代ハスと大賀一郎 »
沖縄慶良間諸島に棲む野生のシカ「ケラマジカ」は、17世紀に薩摩からシカを持ち帰って慶良間の古場島(現在の久場島)に放したと記録されている(琉球国由来記)。このシカは「島渡り」(泳いで島間を移動すること)をすることで有名である。そうして、350年間に久場島からあちこちの島々に広がった。ケラマジカは1955年に琉球政府の天然記念物に、また、復帰の1972年に国の天然記念物に指定され、保護されている。現在慶良間諸島の4島に約60頭が生息していると推定される。(伊澤雅子「慶良間諸島のシカ」 みどりいし 6巻 1995年)
名前:
メールアドレス: (ウェブ上には掲載しません)
アドレス(URL):
内容:
コメント