
朝が苦手な鏡子に対して漱石は、「お前はオタンチン・パレオロガスだ」と呼んだ。その意味を問われ、食い下がられ窮する漱石。東ローマ帝国最後の皇帝コンスタンチン・パレオロガスとを結びつけたダジャレである。そこで鏡子は「たっぷり寝て働いたほうが経済的」と返したという。なお東ローマ帝国最後の皇帝の名は正式には、コンスタンティノス11世ドラガシス・パレオロゴスと呼ばれる(Palaiologos)。
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