ヒスイの里と相馬御風
ふるさと切手。1995年に発行された新潟県「ヒスイの里と相馬御風」古代、古志(越、こし)の国(現在の新潟県糸魚川市)、奴奈川姫という女王がヒスイの勾玉を身につけ霊力を発揮して統治していた。この姫は賢く美しかったので、遠く出雲の国まで聞こえていた。大国主命は、この姫を嫁にするべくはるばる越の国までやってきて、妻問いの後結婚をして一子をもうけた。この子が御柱の奇祭で有名な諏訪大社の祭神「建御名方命(たけみなかたのみこと)」である。新潟県がヒスイの産地であることは長い間、忘れ去られたが歌人の相馬御風はこの伝説を信じて、人を使わしてヒスイを探したところ、1938年、糸魚川市の小滝川からヒスイの原石が発見された。参考:河野義禮「本邦に於ける翡翠の新産出及び其化学性質」岩石鉱物鉱床学会誌 1939年
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