深沙大王
その昔、貧しい青年の福満は、武蔵国多摩郡の豪族・郷長右近の娘と恋に落ちた。しかし、これに反対した右近夫妻は、娘を湖の島へと福満から遠ざけてしまった。困った福満は、水神「深沙大王」に祈願したところ、霊亀が現われ、福満を娘のいる島へ連れて行った。この奇瑞を知って、右近夫妻も2人の仲を許すことになった。その後、2人の間に生れたのが満功(まんくう)上人である。天平5年(733年)満功上人は深大寺(調布市)を創建した。
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