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2015年7月 9日 (木)

小股の切れ上がったいい女

Img20080717_1_p   江戸時代に「小股の切れ上がった」という、スラリとした腰つきの女性を形容した言葉がある。いささか古風な言葉で最近では使われることは少ないが、「小股」という股がどこにあるのか疑問に思う人も多いだろう。「小股」の「小」は「小首をかしげる」のように「ちょっと」の意味で、語調をととのえ、可憐な感じをだす接頭語。

「マスコミに出る故事名言ことわざ総解説」(自由国民社)に拠るとこの語は、「腿と腿の間が、多く切れ上がっているのをいう」とある。一般的には、おなかもでておらず、足も長くスラリとした体つきの女性をさしたものである。ところが、近代になってスタイルだけではなく、立ち居振る舞いすべてに美しい女性を言うようになった。永井荷風は着物の着こなしが上手で、立ち居ふるまいもすこぶる軽快だが、かといってけっして色気を失っておらず、しなやかで、しかもいや味がないといっている。(ことばの疑問)

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