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2015年6月20日 (土)

ヴァレンヌ事件

1007751

  1791年のこの日、フランス国王一家の逃亡が、東部のムーズ県の小村ヴァレンヌで発覚し、阻止された。20日深夜、パリ脱出計画は実行された。従僕に変装したルイ16世は、王妃や2人の子ども(ルイ・シャルル6歳、マリー・テレーズ12歳)らとともに、チュイルリー宮殿を脱出し、馬車でブイエ将軍の軍隊が待つメッスに向かったのである。しかし、計画は失敗する。旅程が大幅に遅れ、護衛のためにブイエ将軍が街道に派遣した騎兵隊が、住民の警戒を招いてしまった。国王は、かつてヴェルサイユに滞在したことのある宿駅長ドルエなよって変装ほ見破られた。そしてとうとうヴァレンヌで、国王一家は、郡総代で薬種商人ソースの家に護送され、そこで逮捕されたのである。国王一家のパリ帰還は、国民の逃亡によって裏切られたと感じたパリの民衆の激しい反応をひきおこす。国王の肖像やシンボルが破壊され、国王廃位を要求する誓願や国王・王妃に対する誹謗文書があふれ返る。そして6月23日、ルイ16世一家は、重苦しい沈黙のなかをパリに戻る。(6月20日)

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