各家庭に薬を置いてもらって、使った分だけあとから代金を支払ってもらう「先用後利」という商法を指して言う。1690年に江戸城内で三春藩主が腹痛で苦しんだときに、居合わせた富山藩主が印籠から「反魂丹」という薬を出して飲ませたところ、たちどころに治った。これを見た諸大名が「ぜひわが藩でも販売してほしい」と懇願したのが、富山の薬売りの始まりといわれている。
毎月、置き薬のおじさんからもらった紙風船に思い出のある人も少なくなってきている。「ケロリン」「スグナオール」といったネーミングや薬袋のデザインのレトロ感がたまらない。
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