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2015年4月 2日 (木)

童形太子像

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  童形太子像   法隆寺

  本像は童子太子像として最も著名な像で、像内墨書銘によって造立年代、作者、造立の経緯等を知ることができる。その銘によれば、観音真言に続いて、太子生誕505年に当る治暦5年(1069年)法隆寺大衆が結縁した仏師円快、絵師致貞の子により「聖徳太子御童形御影」を造顕したことが墨書されている。これにより本像は、太子彫像の最古の遺例であることが知られ、また観音信仰を伴っていること、その造立が大衆と称する法隆寺下級僧達の結縁によってなされたことが知られるのである。また仏師円快については明らかではないが信貴山の僧とされており、彩色を担当した秦致貞は旧絵殿障子絵の「聖徳太子絵伝」の著者でもある。平安後期、法隆寺の太子信仰が興隆した歴史を知るうえで、本像は画期的な遺品といえる。

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