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2015年4月16日 (木)

アール・ヌーヴォーと日本美術

Glass01

   造形様式としてのアール・ヌーヴォーは、1890年から1910年にかけて、ヨーロッパやアメリカで流行した。1896年に、ドイツの美術商ビンクがバン・デ・ベルデに依頼して内装を施したパリの店は「アール・ヌーボー館」と名づけられたが、これが名称の起こりとなり、その装飾の独自性によって非常な人気を博したことが、この新様式の流行に拍車をかけた。アール・ヌーヴォーを代表する人物のひとりにエミール・ガレ(1846-1904)は、まさにガラスの天才であった。ガレの父親はネオ・ロココ様式の家具製造業者であった。アール・ヌーヴォーはロココの伝統に連なり、融けあいながら進められたものであった。また日本の浮世絵や工芸美術の影響も強く受けている。植物、昆虫などをモティーフにした味わいのある装飾の技法、新鮮な表現はいま見ても見事である。

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