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2015年4月26日 (日)

ピラミッド物語

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   世界の七不思議のうち今に残る唯一のものがピラミッドである。ピラミッドはいくつ造られたか。長い年月の間に崩れたり、埋もれたりしたために正確な数はわからない。しかしその礎石や地下構造などが発見されているのを含めると、総数は少なく見積もっても約80基、多く見積もると約130基と考えられる。とくにエジプトのカイロ西南に、その巨大な姿を見せてそびえているクフ王、メンカウラー王、カフラー王をギザの三大ピラミッドと呼んでいる。現在、このピラミッドを登ることは禁じられている。だが近年、ロシア人の写真家ヴァディム・マコロフとヴィタリー・ラスカロフが、この規則を無視して、ピラミッドに登り、頂上からの壮大な景色の写真を撮ったという。この行為に対して、世界中から非難の声が両氏に浴びせられたことは記憶に新しい。だが古い旅行ガイドブックなどを読んでいると、ピラミッド登りのことはよく書いてあった。日活映画「アラブの嵐」(1961)でも石原裕次郎が現地の最速男と競争して勝つというシーンがある。昔は公認されていたようだ。

  永く後世に伝わるような、すぐれた著作や事業、業績を「金字塔をうちたてる」というが、金字塔とは元はピラミッドのことである。ヘロドトスはピラミッドを見て「10万人の奴隷が20年間働いてつくった」と記し、クフ王(在位前2604頃-前2581頃)は奴隷を酷使した暴君として描かれた。ヘロドトスの話が定説として長い間語り継がれてきたが、近年、ピラミッド奴隷説は否定されている。付近にピラミッド建造に関わったとされる住居跡と墓が見つかり、奴隷ではなく専属の労働者がいたことが明らかになった。(世界史、Pyramid)

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