冬ソナ後遺症
日本で社会現象をまき起こした韓国ドラマ「冬のソナタ」。その続編の話があるそうだ。あれから12年。韓国ドラマは依然として根強い人気があるし、韓国ツアーも堅調である。しかし日韓ワールドカップの時代と何かが違う。人々は虚構の世界に甘くひたったものの現実の政治的な溝にまた悲しまされている。
監督のユン・ソクホは結婚もし、「春のワルツ」(2006)で四季シリーズも無事完結させた。しかしチャン・グンソク主演の「ラブ・レイン」が失敗し、現在は沈黙している。脚本家のキム・ウニも映画「夏物語」(2006)は失敗に終わった。ユン・ウンギョンも「お嬢さまお願い」(2009)以降、目だった活躍はしていない。脇役ではキム次長を演じたクォン・ヘヒョが「私の名前はキム・サムスン」にも出演。韓国料理本を出版したりマルチな活動をしている。サンヒョクが勤めるラジオ局の上司、歌手のユ・ヨルはCDをリリースし、15歳年下の女性と結婚し、昨年男児が生れパパとなる。パク・ソルミはオスカープロモーションと契約し、日本進出を狙ったが失敗。俳優チソンとの愛も破局に終わった。その後イケメン俳優ハン・ジェソクと結婚。今年女の子を出産。パク・ヨンハは2010年6月、電気コードで自ら首を絞め32歳の若さで他界した。チェ・ジウは日本ドラマ「冬のサクラ」に友情出演しているものの、本国でも主演作は激減している。主演のペ・ヨンジュンからはトレードマークの微笑みが消えていった。ときおり憂鬱な表情をみせる。ドラマ「太王四神記(2009)の撮影中の事故の後遺症、椎間板ヘルニアが悪化し、約7年にわたり作品に登場していない。昨年は6月に結婚説が出るも、9月に詐欺で訴えられ実業家としても多難な1年だった。淡雪のように純粋ではかない愛は、歳月の流れとともに悲しみを刻んでいく。
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