なぜ大映俳優は不幸な人生を辿るのか
大映は戦後数々の名作映画を生み出しながら、昭和46年に倒産した。大映といえば御大長谷川一夫だが、彼以外の俳優は何故か不幸な人生を歩んでいる。とくに市川雷蔵は眠狂四郎はじめ不幸な香りのする役が多かった。雷蔵が37歳の若さで死んで、2年後、大映が倒産した。ライバル勝新太郎も晩年は不祥事の連続で不運だった。躁うつ病で自殺した田宮二郎。息子の俳優田宮五郎も先年急死した。川崎敬三は大映倒産後、TVの司会で活躍したが、やらせリンチ事件で責任をとり芸能界を引退した。川口浩も探検隊でお茶の間の人気者となったが、両親・家族の相次いでの死、そして本人も癌で51歳で他界した。若手人気女優の叶順子は昭和38年、眼疾により引退した。仁木多鶴子(画像)は大毎オリオンズのエース、小野正一と結婚したが、野球界の黒い霧事件にまきこまれた。仁木は44歳で他界している。
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花形スターはパッと咲き街道を歩いたのち散るもんですね。ですが京マチ子や若尾文子のように先頭を歩んだまま長く咲き誇る女優もいるのでいちがいに大映とは言えません。山本富士子さんは大映を早くやめてよっかった。今も健在。永田雅一の見誤り
投稿: 上野利三 | 2019年6月 1日 (土) 14時35分