文房具(明治事物起源)
明治19年、眞崎仁六が東京・四谷に眞崎エンピツ製造所(現・三菱鉛筆)という工場をつくり、日本で初めて鉛筆の生産を始めた。そのころの鉛筆は「はさみ鉛筆」といわれるもので、芯を溝にはさんだようなものだった。
消しゴムも同じ年に東京の町工場で製造が始まっているが、その消去性能は悪く、輸入品にたよることが多かった。
ノートは明治17年に松屋が万年筆向けのフールス紙の「大学ノート」を発売している。学生など一般に普及するのは明治40年以降である。関西でよく知られた「極東ノート」は大正期になってからである。
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こんにちは。私は韓国人です。「明治事物起源」の本を買う前に内容を検索しています。この内容は、石井研堂が書いた
明治事物起源の内容と同じか?
投稿: Yujeong Soh | 2015年6月 8日 (月) 12時13分
石井研堂の名著とは関係ありません。自分が独自に調べた内容です。
投稿: ケペル | 2015年6月 8日 (月) 12時43分
他者画像の無断使用は問題があると思いますよ。
投稿: | 2015年10月 5日 (月) 08時04分