ブラック・リスト
要注意人物や危険人物を記載した一覧表のことを英語でブラック・リストという。むかしイギリスでは常習的な泥酔者には酒を売ることを禁じ、その名簿をつくってこれをブラック・リストといったことに始まる。この言葉はしばらく死語になっていたが、第一次世界大戦のとき、イギリス政府は自国の商人にたいし、中立国の商人のうちで、ドイツと通商するものとの取り引きをおこなうことを禁じ、それらの中立国の注意人物の名簿を発表したが、これを民間ではブラック・リストと呼ぶようになった。black list
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