無料ブログはココログ

« 海水浴場(明治事物起源)  | トップページ | 鉄道(明治事物起源) »

2015年3月 7日 (土)

乗合馬車(明治事物起源)

Photo   明治5年、新橋ー浅草間を一区一銭全線三区で乗合馬車が開業し、のちに鉄道馬車や市内電車が出現するまでの庶民の足となった。当時の人気落語家橘家円太郎は、高座で真鍮のラッパを吹いて、乗合馬車のまねをしたが、これが聴衆の大人気を博し、以来、乗合馬車は「円太郎馬車」あるいは単に「円太郎」と愛称されるに至った。また、そののちも乗合自動車を円太郎バスなどといった。ただし、お馬さんなので、線路上に馬糞をまき散らすため、東京は汚物、悪臭などの問題を抱える。明治末期に電車の敷設されてくると、馬車鉄道は衰退する。

« 海水浴場(明治事物起源)  | トップページ | 鉄道(明治事物起源) »

日本史」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 海水浴場(明治事物起源)  | トップページ | 鉄道(明治事物起源) »

最近のトラックバック

2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31