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明治5年、新橋ー浅草間を一区一銭全線三区で乗合馬車が開業し、のちに鉄道馬車や市内電車が出現するまでの庶民の足となった。当時の人気落語家橘家円太郎は、高座で真鍮のラッパを吹いて、乗合馬車のまねをしたが、これが聴衆の大人気を博し、以来、乗合馬車は「円太郎馬車」あるいは単に「円太郎」と愛称されるに至った。また、そののちも乗合自動車を円太郎バスなどといった。ただし、お馬さんなので、線路上に馬糞をまき散らすため、東京は汚物、悪臭などの問題を抱える。明治末期に電車の敷設されてくると、馬車鉄道は衰退する。
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