テレビで映画三昧
映画はもちろん映画館で観るのが正しい鑑賞法であるが、残念ながらあまり体力に自身がないのでテレビで我慢している。むかしのようにポップコーン食べながら映画館で観たい。テレビのよいところは洋画、邦画を問わず古い作品から新しい作品が観れることである。「映画は時代の鏡」なのである。戦時中の暗い世相でありながら、どこか明るい希望があったり、経済繁栄で物質的に豊かなのに心が不安な社会であったり、映画は歴史の本よりもその世相を反映している。だから世間的に名作といわれる作品よりも、評価されない作品にも見所がある。
最近、観た映画で最もつまらないと感じた映画。「陽気なギャングが地球を回す」(2006年)、原作は伊坂幸太郎のベストセラー。豪華な俳優陣で強盗計画に挑む。オーシャンズのような内容だがテンポが悪い。
「秘密」(1999年)。原作は東野圭吾。バス事故により、妻の意識が宿ってしまった娘と父との生活を描く(この現象を憑依という)。広末涼子が好演。
イギリス映画「クレアモントホテル」(2005年)。長期滞在型のホテルの人間模様。「黄水仙」ワーズワースの詩、古い歌、古城のような邸宅。タイプライター。原作はエリザベス・テーラー。
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