« アッティラの野望 | トップページ | 仏教説話集「打聞集」の作者について »
「花のない庭は、星のない夜のごとし」とは、イタリアの著名なバラ育種家の言葉である。むかしロンドンに滞在中よくケンジントン公園を散策した。そこにはピーター・パンの像がある。作家バリが散歩に訪れたケンジントン公園で出会った、ある兄弟たちとの交流から名作「ピーター・パン」が生まれた。庭園の歴史は遡れば、古代エジプトやバビロンもあるが、近代的公園の概念が成立するのは意外と新しく、18世紀のイギリスである。自然主義思想の影響により、自然風景をそのまま庭園に持ち込もうとして、掘割で仕切ることによって、庭園内と外部の景色に一体感を持たせようとした。これを「ハハア(Ha‐hah)」の技巧というそうだ。
名前:
メールアドレス: (ウェブ上には掲載しません)
アドレス(URL):
内容:
コメント