闘牛の歴史
闘牛といえばスペインが有名だが、ラテンアメリカなど(メキシコ)でもかなり盛んで人気がある。現在、闘牛が行われている国は、スペイン、ポルトガル、フランス南部、メキシコ、エクアドル、ベネズエラ、コロンビア、ペルーの8ヵ国。しかし本場のスペインでもその人気が闘牛からサッカーに移り、観客数が激減している。また動物愛護団体からの強い反対運動もあり、衰退傾向が著しい。闘牛の起源は、はっきりと分からない。古代ローマでも闘牛が行われていたといわれるが、近代の闘牛はスペインで発達した。スペインへ闘牛を移入したのはムーア人だともいわれている。11世紀スペインで馬上の騎士の訓練の一つとして始まり、16世紀に様式化されて、「牛追い祭」などが開催される。18世紀には現在の闘牛に近い競技場での見世物として発展する。画家のゴヤが闘牛が好きだったことは有名で、彼自身も闘牛士になりたかったといわれる。メリメ「カルメン」(1845年発表)によって闘牛=スペインとして世界中に広く知られるようになった。
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