永遠の「四月の雪」
韓国で姦通罪が廃止されたというニュース。2005年に公開されたヨン様の映画「四月の雪」を思い出した。自動車事故で互いの配偶者が不倫関係にあったことを知るインスとソヨン。同じ境遇の2人はいつしか愛し合うようになる。姦通罪が残っていた韓国では不倫は大罪だった。日本ではダブル不倫などという言葉も軽々しく耳にするが、韓国では重いテーマなのだろう。配偶者に裏切られた思いは、他人からはなかなかわかりにくい。計り知れない困惑、悲しみ、不安、耐え難いほどの哀しみ、幾多の眠られぬ夜。自分自身を責めて、「自分はどんな間違いをしたのだろう」と思うことだろう。配偶者の過ちを許せるだろうか。現実には、経済的な理由で、離婚せずに和解することが多いかもしれない。インスとソヨンの2人はどのような結論をくだしたのか。以前にみたはずなのに、結末が不思議と思い出せない。年月が過ぎても、やはりこの映画はペ・ヨンジュンの最高傑作になるのではないだろうか。インスとソヨンは幸せに暮しているのだろうか。結末が視聴者が自由に想像できる恋愛映画はいいものである。
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