カトリーヌ・ド・メディシスとアイスクリーム
最近は真冬でもアイスクリームを食べるのは当たり前にようになったが、人はいつ頃からアイスクリームを食べるようになったのか?。アイスクリームを食べるようになったのは、16世紀初め、イタリアで冷凍技術が発達したからである。初めはワイン等を冷やすのに利用していたが、次いで氷に硝石を混ぜることにより冷やす時間をスピードアップさせる技術が開発され、ついに飲み物を凍るらせることに成功し、天然水を利用しないシャーペットが作られるようになった。
フィレンツェの大富豪メディチ家のカトリーヌ・ド・メディシスは、1533年のちのフランス王アンリ2世となるオルレアン公との結婚に多くの菓子職人を連れてお嫁入りした。つまりカトリーヌのおかげで今日のフランス料理やアイスクリームがヨーロッパ中に広まった。
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