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気象用語には「ゲリラ豪雨」「爆弾低気圧」など戦争やテロを連想させる言葉が多い。「前線」も第一次世界大戦で使われた言葉だが、現在の気象用語の重要な概念となっている。1919年にヤコブ・ビヤークネス(1897-1975)が論文「移動性低気圧の構造」を発表し、前線と低気圧の関係を明らかにした。大気の中にはその性質が比較的一様な「気団」があり、これを分けるように、温度や湿度が急変する細長く延びた領域がある。このような気団を隔てる境目を「前線」という。
ヤコブ・ビヤークネス
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