バスと人生
時刻表にもとづき電車やバスは毎日全国各地を運行している。朝も昼も夜も、多くの人々が利用し、それぞれの人生がある。テレビ東京の人気番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」はとても面白い。今回、大阪から金沢の旅だが、汽車や高速バスを利用せず、路線バスだけとなると乗り継ぎがむずかしい。途中、バス路線がなく数キロの雨中行軍や、トンネル工事のため、やむをえずロケ車移動もあったが何とか時間内にゴールできた。この番組の醍醐味は太川陽介や蛭子能収の珍道中にあるが、実はバスの運転手や案内所の職員や旅館の女将、あるいは行きずりの市井の人であるような気がする。ラスト近くでダメかと思われたが、案内所の職員の機転で裏技が発見された。「松本清張のミステリーみたい」という言葉が印象的だった。
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