近所にあるコンビニ
江戸の狂歌に「ほととぎす自由自在に聞く里は酒屋へ三里豆腐屋へ二里」(つむりのひかり作)がある。田舎暮らしは風情があるものの生活するには不便だ。やはり年中無休で長時間営業しているコンビニが近くあるのはとても便利である。古くから雑貨店などコンビニ近い商店は存在したものの、今日見られるようなチェーン店のコンビニの登場したのはいつ頃か定説はないらしい。井田泰人の研究では、1969年、大阪府豊中市にマイショップの1号店が開店した、これを日本初のコンビニの事例とするそうである。いずれにしても1970年代から80年にかけて急速にコンビニは日本人の生活に浸透していった。都会人の孤独な心のなぐさめにもなる。おつりを受け取る時、キレイな女店員がさりげなく手をそえて釣り銭を渡してくれるとドキドキする。(参考:井田泰人「黎明期のコンビニエンス・ストア」生駒経済論叢)
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