いつも歩けば帽子をかぶる
歌手のジェロやクリス・ハートはいつも帽子をかぶっている。ミュージシャンや芸術家には帽子を愛用する人が多いが、通勤のサラリーマンはあまり帽子をかぶっている姿は見ない。大正期はカンカン帽が日本でも大流行した。その後、カンカン帽は消えたが、コントの世界で植木等がステテコ姿でカンカン帽をかぶったり、月亭可朝がカンカン帽をかぶってギターを弾いて歌っている。
1900年代にはソフト帽(中折れ帽)が世界的に流行し、背広とソフト帽というスタイルが定着する。1940年代、映画でハンフリー・ボガートが「トレンチコートを着て、ソフト帽をかぶったタフガイ」というスタイルが確立される。岡譲二、片岡千恵蔵、波島進、丹波哲郎もこのスタイルを踏襲した。
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