清張ドラマ
松本清張生誕105年記念としてこの冬、BS・CSでは清張作品を多数放送している。清張は1909年に福岡県で生まれたことになっているが、実際は広島市である。82歳で亡くなるまでの約40年間で短編を含め千篇以上を執筆し、その多くが映画・ドラマ化されている。いま放送中は「中央流砂」「虚飾の花園」「一年半待て」「ゼロの焦点」「迷走地図」「馬を売る女」「内海の輪」「時間の習俗」「波の塔」「突風」「白い闇」「張込み」「霧の旗」「聞かなかった場所」など。何度も映画・ドラマ化された作品もあるので、製作年代でテイストがちがう。時代背景を現代にかえて、ケータイやメールがでてくるのもある。昨夜みた「球形の荒野」は原作に忠実なほうで火曜サスペンス劇場で放送された作品だが、三船プロが加わっているので三船敏郎はじめキャストが豪華だった。(6年前の松竹作品では芦田伸介) 島田陽子は映画版、ドラマ版と2度ヒロインを演じている。3月テレビ東京放送予定の剛力彩芽主演の「黒い画集~草」は現代の医療問題をテーマとしているらしい。
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